《エヴァ考察》本予告の眼の色について[完全版]
先日、【シン・エヴァンゲリオン劇場版】の本予告が公開されました。その本予告では、主人公である碇シンジの目が紫色に輝いていました。
今回は、この眼の意味について考察していきたいと思います。
シン・エヴァンゲリオン本予告より引用
眼の種類について
この[眼の色]の変化は前作である[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]シリーズにて3パターン確認することができます。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:より引用
この眼の色の違いについて以下のように考えました。
- ・エヴァを覚醒させ、擬似シン化させた時に眼の色が赤く輝く
- 使徒による侵食、及び使徒と同化し生命の実を得ると青く輝く
- エヴァのリミッター解除により、本来の姿へと変貌させると緑に輝く
今まで出てきた色は[青][赤][緑]
この色から連想されることは何だろうか、
そう、【光の三原色】である
光の三原色によると、赤に青を加えると紫色になる。つまり、シンエヴァにおけるシンジは、
生命の実を得ているのではないか?
と考えることができる。
では、どこで生命の実を手に入れたのだろうか?
- 第10の使徒を吸収した時
- 第12の使徒と同化した時
〔1の意見〕第10の使徒とコア自体が同化している=コアを得たことで生命の実も受け継いだのではないか。
〔2の意見〕カヲルくんが13の使徒に落とされたという発言がある、しかし果たして13番目の使徒はカヲルくんだけなのか?2人合わせての第13の使徒という可能性は無いだろうか。
しかし、第1の意見では少し腑に落ちないことがある。
仮にシンジが使徒になっていたとしたら、ヴィレ側の対応が少し甘すぎるのでは無いだろうか。殺せない理由があるとするならば話は別であるが、通常なら使徒は即刻殲滅なはず。
ということで私は2の意見を私の意見としたい。
13号機が擬似シン化形態を超えているというアスカの発言
擬似シン化を超える≒シン化(神化)と仮定した場合、彼らは限りなく神に近い存在になったと解釈できるのでは無いだろうか。
エヴァの中で、神として想像できるのは旧劇場版に出てきた巨大リリスだろう。
アダムとリリスの禁じられた融合。つまり生命の実と知恵の実の融合。
それを踏まえると、新劇場版:Qではカヲル(生命の実)とシンジ(知恵の実)がニアフォースインパクトを起こしたことにより、第13号機という神が生まれたのでは無いだろうか。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qより引用
このマリの言葉はカヲルが死亡した後の発言である。しかしその時、
カヲルが死亡したにもかかわらずシンジ1人だけでシン化(神化)形態を維持しているのである。
つまりその時には既にシンジは生命の実も手に入れていたのでは無いだろうか?
アスカについて
反論としてアスカの目の色が挙げられる。
アスカは使徒と同化し、リミッター解除をしたので、光の三原色に則って[空色]をしていなければいけないはずです。
しかし、アスカは不完全であると私は考える。
使徒による侵食は完全ではなかったのだ。
リツコ「細胞組織の侵食跡は消えたものの、使徒による精神汚染の可能性も否定できない。このまま隔離するしかないわね」
この発言より、侵食跡が消えている=完全に侵食されたわけでは無いと解釈することができる。
このことから、使徒の青色とリミッター解除による緑色が混ざり合う事がなかったのでは無いだろうかと推測する。
また、別の視点から憶測すると、宿主を暴走させて宿主ごと死亡する(殲滅される)よりも、第9の使徒が宿主と共存することを選んだと解釈することもできる。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破より引用
最後に
疑似シン化は一つ果実しか得ていない者の不完全な神であり、二つの果実を持たなければ本当の神になれない
生命の果実を得た今、シンジが本当の神になったことを表しているのではないだろうか?
という飛躍した考察をしました。
少年よ神話になれ、この物語はシンジが神になる物語
あくまで一考察という観点でお楽しみください
m(_ _)m
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